[自分を守ろう]防衛運転を心掛けるべき理由と今から実施するべき行動

家事・生活

突然ですが、自動車免許を持たれている方は、教習や実習の中で「防衛運転」という言葉を学んでいると思います。防衛運転は安全運転への第一歩で、運転技術や経験に関係なく、事故やトラブルから身を守る即効性のある対策です。

今日は、

  • 防衛運転はなぜ必要なのか
  • 防衛運転を心がけるべき理由

についてお話ししたいと思います。

最初に結論を申し上げますが、交通事情による遅延は仕方のないことだと思うことが防衛運転の第一歩です。

その意識があれば、これからお話する防衛運転の手段は自然と実践できるか、すでに行っているはずです。

スポンサーリンク

防衛運転とは

 

今一度、防衛運転についておさらいしたいと思います。

詳細はJAFのHPにあります。

防衛運転とは、ドライバーが交通事故を回避するために行う運転方法のひとつです。

引用:https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-accident/subcategory-traffic-accident/faq137

そして、その目的とは

あらゆる事故を遠ざけ、自らと他者を守ることが目的

引用:https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-accident/subcategory-traffic-accident/faq137
であると記載されてます。
それでは、私の業務経験や知識の視点から、防衛運転についてお話しします。

防衛運転はなぜ必要?

資産を守るため

あなたが運転しているその自家用車は、自分の立派な資産です。

当然ですが、物損事故に遭遇すれば、その資産に傷が付き、資産価値が低下します。

任意保険をかけていたとしても、最低でも車両保険を使うには免責金額を支払う必要があり、現金資産が減少します。もしくは免責金額を0年にするために高額な保険金額を支払う必要があります。

もちろん、運転する車がレンタカーや他人のものであったとしても、事故に遭えば自身の責任は免れず、現金資産から補填する必要があります。

人命を守るため

人身事故を起こせば、運転者自身のほかに、同乗者、事故に遭った相手も怪我を負う可能性があり、最悪の場合、命を起こすこともあります。

安全運転の基本中の基本ですね

トラブルから守るため

近年ではあおり運転といった、物損事故や人身事故にならないまでも、相手方とトラブルになることがあります。

トラブルに巻き込まれれば、時間的な消費だけでなく、精神的なダメージを負うことになります。

相手が殴ってくるという、刑事事件に発展することも充分ありますね

 

事故に合わないための具体的な防衛運転とは

充分に車間を空ける

車間を空けることは追突事故を防ぐ最も有効な手段の1つです。

追突事故は事故の中でも自分の心掛けで防ぐことができる事故です。

例え、前の車が急ブレーキを踏んで追突してしまったとしても、充分な制動距離を取らなかった追突者の過失割合が重くなります。

また、車間を詰めて運転すると、前の車に合わせ、いつブレーキを踏むかという判断に余裕がなくなり、運転の疲労度も上がり、他の事故の間接的要因になり得ます。

また、あおり運転など、他のドライバーを刺激する行動になりえますので、その観点からも避けるべきです。

スピードを出しすぎない

スピードの出しすぎは、衝突時の衝撃が増大する危険性だけではなく、運転者の判断の余裕を奪います。

もちろん、速度超過は立派な交通違反ですね

速度超過がなくとも、急加速も判断の余裕を奪うことになる運転です。

穏やかな加速とスピードを保持が大切です。

狭い道のすれ違い時は対向車を動かせる

狭い道など、対向車とどちらか先に動かなければならない場合、なるべく相手を動かしたほうが良いです。

こちらが止まっていて、相手が車を擦った場合、過失割合が相手の方が重くなります。

自分への責任回避も立派な防衛運転のひとつです。

同様に、歩行者や自転車がいた場合も道を譲るべきです。

忘れがちですが、横断歩道に人がいる場合は一時停止しないと交通違反ですよ

 

道幅の広い道路を使う

道幅の広い道路のほうが、運転や視認も容易ですので、防衛運転の観点ではなるべく意識して広い道路を選択すべきです。

そもそも、狭い道を通るという選択はなるべく避けるべきです。

主には渋滞の回避や、近道の選択による時間短縮を主な要因だと思いますが、先の通り、対向車とのすれ違い時に車を擦る可能性があります。

また、狭い道は子供の飛び出しや巻き込み事故の可能性も高まります。わざわざ事故に遭う確率を上げることを選択する必要はないですね。

自分以外の運転スキルや、安全運転への意識は未知数

当然ですが、道にいる自分以外のドライバーについてわかることは、知人でもない限りは何もありません。

どのくらいの運転スキルや経験、意識を推し量ることは容易ではありません。

相手が未知数であるという意識を持てば、防衛運転への意識は自然と高まるはずです。

まとめ:防衛運転で自分を守り、心のゆとりを持った運転を心がけよう

いかがでしたでしょうか。

防衛運転についてお話させていただきましたが、意外と実践できていないこともあるのではないでしょうか。

防衛運転を実践する上で最も必要なことは、心に余裕を持った運転をすることです。

私は仕事上多くの事故原因を見ることがありましたが、経験年数問わずその大半の原因に慌てていたという理由が挙げられています。

スピードや、狭い道を選択しての近道によって短縮される時間はそんなに多くないはずです、ですが、いざ時間が迫るとそのようなリスクのある運転を行ってしまいます。

まずは、交通事情による遅延は仕方のないことだと思うことが大切です。

それを見越した出発時間の設定など、できる対策は事前にありますが、まずはこの意識を持つことが大切です。それによって、運転時にこころの余裕が生まれ、自身の大切な資産や命をトラブルから守ることができ、楽しい日々のドライブに繋がるはずです。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました