秋からはじめる簡単ミニポタジェ 初期費用1万円以内でもミニポタジェを始められる理由とは?

子育て

突然ですが、ポタジェという言葉を知っていますか?
ポタジェはフランス語で菜園という意味で、野菜やハーブ、草花を一緒の場所に育てる家庭菜園のことです。
それをプランターなどの小さな単位で管理する場合、ミニポタジェを呼びます。
このミニポタジェ小さなスペースなので管理が簡単なのですが、普通に始めると意外と初期費用がかかります。今回はそのミニポタジェを1万円以内の低予算で始める方法をお伝えしたいと思います。ぜひ最後まで御覧ください。

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ミニポタジェをやってみたくなった理由

ミニポタジェをやってみたくなった理由ですが、ズバリ、テレビでやっていたからです。

そのきっかけは4月、偶然趣味の園芸の1コーナーである、もえのプランター菜園というコーナーを見たからなのですが、
https://www.nhk.jp/p/engei-yasai/ts/N977RJM9LJ/episode/te/M2MQQN47RM/

これを見た感想として、
これなら家庭菜園に失敗しない
と思いました。
一度プランターで家庭菜園でナスを育てたのですが、複数の苗を植えてしまったがために、同じ時期に多くのナスができてしまい、消費しきれずに実がついたまま枯らすという事態になってしまいました。
少量多品種で家庭菜園をやれば、少しずついろんな野菜を時間差で楽しめ、すべて消費できるのではと思いました。

ルーフバルコニーの空間を持て余していたから

我が家には6畳ほどのルーフバルコニーがあります。
しかし、せっかくの設備にも関わらず、いまでは端の方でハンチングで花を飾り、たまに布団を干すぐらいにしか使っていないという、実にもったいない使い方をしていたのです。
近所には高い建物もなく、日当たりがよいので、ルーフバルコニーでなにか有効活用ができないかと考えていたときにミニポタジェの存在を知り、やってみようと思い立ったのです。

手軽なプランターがない!!

「もえのプランター菜園」では、幅80センチ、奥行き60センチ、深さ40センチの市販の木材のセットを組み立てていましたが、サイズに合う、すのこを自作し、さらに防腐剤を木材に塗ったり、内側に防草シートを敷き、タッカーで留めて作成していました。
木材のプランターは見た目がきれいで憧れるのですが、流石にここまでのDIYをするのはとてもハードルが高く、プラスチックなどの既製品もどれも1万円以上で初心者には手が出せない金額で困っていました。

不織布フェルト素材なら割安で機能性がいい?!

どうにか格安でミニポタジェを作りたいと思い、調べていると、この動画に出会いました。

確かに、不織布フェルトなら、安いし、他の素材のプランターより通気性も良くて根腐れの心配もなく、初期投資も抑えされそうです。
そこで、横120センチ、縦60センチ、高さ30センチで216リットル分のプランターを採用することにしました。

現在は上記の60 x 60 x 30cm 2個セットしか売っていないようです。
おそらくですが、あまりに大きいため、たるんでしまうのが終売した原因かもしれません。
とは言え、2つ並べれば同サイズのプランターになります。

深さが30センチと浅いため、もう少し深いものが欲しいところでしたが、ほぼほぼ理想的な大きさのミニポタジェ用プランターを入手できました。

土作り

土はカインズで以下の以下の土を購入しました。

プランターの土 25L これを6個購入 つまり150リットル分

【カインズ】プランターの土 25L H
プランターの土 25L Hをお探しなら、ホームセンターのカインズ公式通販サイト。くらしに役⽴つオリジナル商品・お買得品を豊富に品揃え。5000円(税込)以上で送料無料。店舗在庫の確認、取り置きもできます。

元肥入りの標準的な培養土です

赤玉土 小粒 14L これを3個購入 つまり 42リットル分

【カインズ】赤玉土 小粒 14L H
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保肥性、保水性に優れた小粒の赤玉土です。

合計で192リットル分の土を購入しました。

大体3,500円ほどで購入しました。

土でプランターがたるんでしまう?その対策

しかし、どうしても土の重さにプランターが耐えられず、プランターがたるんでしまうおそれがあります。

そこで、ダイソーでワイヤーネット購入し、結束バンドで固定して、簡易的なレイズドベッドのようなものを作りました。
大体1,500円ほどで購入しました。

完成!

完成形がこちらです。
これを「俺のミニポタジェ」と名付けます。

もえのプランター菜園で見た、おしゃれなミニポタジェには遠く及びませんが、まあまあの出来栄えではないでしょうか。
土を入れても初期費用が1万円を切るのですから、手軽に始められることを考えれば大満足です。

手始めに、奥に芽キャベツを4株

手前左にアレッタを1株

手前右にキャベツを1株植えてみました。

 

補足 ルーフバルコニーの耐荷重は大丈夫?

バルコニーやベランダは1平方メートルあたりの耐荷重が180キログラムと定められています。
はたして、このミニポタジェはその基準にあった重さなのか検証しました。

まず、
プランターの土1袋あたり12キログラム
これが6つで72キログラム
赤玉土が1袋あたり12キログラム
これが3つで36キログラム
合計で108キログラム

次に、プランターの面積が
横120センチ、縦60センチなので、
1.2×0.6=0.72平方メートル

よってこのミニポタジェの1平方メートルあたりの荷重は
108÷0.72=150キログラム

以上より、耐荷重の問題はなさそうです。
ただし、実際は植物や水分の重さを含みますので、よってその余力として21.6キログラムとなります。

問題は無さそうですが、土を軽い培養土に変えるとより余裕が出てきそうです。
軽い培養土なら、1袋あたり7〜8キログラムなのでかなり余裕がでてきますね。

今後の方針

この「俺のミニポタジェ」ですが、
主に野菜を植えます。
基本的に植えたいと思った苗が手に入り次第、適当に植えて、多品種少量生産の方針です。
農薬を使ってはスーパーで買う野菜と変わらないので、農薬は使いません。木酢液などの天然防除資材のみ使用します。
化成肥料は使用しますが、設備が整えば生ごみ堆肥なども検討します。

まとめ:ミニポタジェは低予算ではじめるのが吉

いかがでしたでしょうか。
ミニポタジェを始めるには大きなプランターを自作するか、高額なレイズドベッドやプランターを購入する必要があります。しかし、大きな不織布フェルトを使用すれば、決しておしゃれとは言えないかもしれませんが、1万円以内の初期費用でで簡単にミニポタジェがベランダで始められます。
まだ始めたばかりですが、今後は定期的にこの「俺のミニポタジェ」について載せていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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